各種コンパイラ・インタプリタと開発支援ソフトを紹介します。メジャーな言語からマイナーな言語まで、それはもう幅広く。
……浮気性なんです、ええ。
ちなみに、来栖が主に使ってるのはC言語だったりします。
言わずと知れた貧乏人の味方、Borland社のフリーC/C++コンパイラです。
少し前の製品から統合開発環境を外した物です。太っ腹ですよねぇ……どこぞの会社とは全然違う。MS社もSDK配布してますね。ナローバンドでは実質落とせないですけれど。
製品だったという事もあって、かなり高性能。GUIプログラムも組めますし、開発に十分使えます。VC++との互換性も高いですし、日本語もすんなり通ります。
ネックなのは、コンソール版であるという事と、設定ファイルを自分で書かなければいけないという事。
ただ、それも、ユーザーからの支援ソフトが多量に出ているので心配無用です。ボタン一発自動でやってくれます。
非常にお奨めの一品。気に入ったら製品である Borland C++ Builder を買いましょう。
企業サイトなので、ダウンロード場所が分かりづらいかと思います。
また、商用利用も可能だったりします。
GNUのC/C++/Objective-C/Ada 95/JAVA/Fortran 77/Pascalコンパイラ。ありえないくらい対応してますね。流石GNU。
GNUなのでもちろんオープンソースでフリーです。正確にはGPLですが。
元々がUNIXでの開発なので、WindowsではMinGWやCygwinを通して使います。Cygwinはちょっと特殊なのでMinGWの方にリンクしました。
ばっちり、実用的なコンパイラです。WindowsのGUIアプリも組めます。お奨め。
問題点としては、やはりコンソールベースの開発になるという事です。まあ、やっぱり支援ソフトもありますし、問題ないかもしれません。
ある程度知識があれば、これほど良いコンパイラはありません。
なお、Shift_JIS漢字の一部(二バイト目が'\'の漢字)がうまく通りません。これは仕様になってます。日本製じゃないですからねぇ……
エル エス アイ ジャパン(株)のCコンパイラの試食版です。
64Kbyteまでのコードしかコンパイルできず、GUIアプリも作成できません。
もちろん、コンソールでコンパイルします。
まあ、マニュアルが日本語ですし、支援ソフトもありますので、学習用には良いかと。
ただ、敢えてこれを使う意味は無いと思います。
サイト名が『不詳』なのは、index.htmlの<title>が空っぽで、<h1>でも指定されていないからです。
ANSI CコンパイラのLCCのWIN32対応版です。
C言語しかコンパイルできませんが、IDEやリソースエディタも付いてきます。コンパイラが非常に軽いです。
フリーでココまで完備されているのですが、如何せん英語ということもあって、初めてだとちょっとつらいかも。マニュアルを日本語化してくれているサイトがあります。
やはりというかなんというか、Shift_JISコードがうまく通りませんので、ご注意を。
それでも、コンパイルスピードが速いので、お奨めです。